扉
室内の間仕切りに 使えるかなぁと 古材屋さんで見つけた古い扉。
ほこりまみれで だいぶ汚れていたけれど
ガラスもちゃんとあって良さそうだったので買うことに。
なんだかんだと つい古い物に魅かれてしまう。
それだけ年月過ごしてきたものには
おばあちゃんおじいちゃんの手のしわみたいに
そこに記憶や想いが刻まれていて
言葉がなくても伝わってくるものがある
見えないやりとりはいつも鼻先。
店舗には新しいものは 冷蔵庫と換気扇くらいで
他は、中古や使い続けているものや いただきものやら。
人も物も 年を重ねるとそこに新しいものにはない美しさが生まれ
一日二日で出せないこの奥深さに魅せられてしまうのです。
寡黙な中にある重み。
けれど この扉 汚れをとろうとしたら一緒に木もとれる
もうだいぶ土に還りそうで・・
室内ではなく外で使うことになりそう・・
その時が来たら森へ還るのだろうか
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