2012年01月10日
もうひとつの次元
あまりに素敵な本に出会うと
本のつづきが気になって 心はいつも家に帰りたがる
美味しいおやつと 素敵な本は
ひみつにしたくなるものです
どちらもこっそり楽しむのがいい
美味しいおやつは そっとポケットにしのばせ
素敵な本は 眠りにつく前にこっそりひらく
その幸せの瞬間にはもうひとつの次元がある気がしてならない
それと同じように
手紙をひらく時 そこにももうひとつの次元が
手紙には ふたつの時間が存在すると思う
贈り主の時間と 手紙が持つふたつの時間
過去と未来のふたつの時間
届いたときには もう過去の言葉なのに
不思議とそこには 今となって流れる
手紙が旅の途中 言葉を拾ったかも知れないことを
過去の贈り主は 知らない
まだ言葉が手紙の中にある時 そこに流れていた時間を
未来の受け取り主は 知らない
口からポロッと出た言葉が すぐに言葉になり
打った言葉が世界中に届く今
それはきっと とても便利なのだろうけれど
私は時間をかけて届く このほうが ずっとずっとすきです
今の自分は 待つことを大事にしたいので
春まで待つことを 決めています
大切なものも 届くかも知れないから
本のつづきが気になって 心はいつも家に帰りたがる
美味しいおやつと 素敵な本は
ひみつにしたくなるものです
どちらもこっそり楽しむのがいい
美味しいおやつは そっとポケットにしのばせ
素敵な本は 眠りにつく前にこっそりひらく
その幸せの瞬間にはもうひとつの次元がある気がしてならない
それと同じように
手紙をひらく時 そこにももうひとつの次元が
手紙には ふたつの時間が存在すると思う
贈り主の時間と 手紙が持つふたつの時間
過去と未来のふたつの時間
届いたときには もう過去の言葉なのに
不思議とそこには 今となって流れる
手紙が旅の途中 言葉を拾ったかも知れないことを
過去の贈り主は 知らない
まだ言葉が手紙の中にある時 そこに流れていた時間を
未来の受け取り主は 知らない
口からポロッと出た言葉が すぐに言葉になり
打った言葉が世界中に届く今
それはきっと とても便利なのだろうけれど
私は時間をかけて届く このほうが ずっとずっとすきです
今の自分は 待つことを大事にしたいので
春まで待つことを 決めています
大切なものも 届くかも知れないから
Posted by Gallivantbakery at 22:49
│日々