2014年07月15日
大人の課題
日常の なにげないところに
ふと 遠い記憶がひょっこりと
顔を出すことが 時々ある
それは 道沿いのふとした柱の陰から
顔を現しては 一瞬にしてまたひっこむ
なんともあいまいなシルエットなようで
きっと答えは そこにはないのだろうと 思う
以前はそれを 漠然と
なにかのメッセージだ、とも思ったりもしたけれど
客観的と創造的の合間で見るようになったのは
ガリレオ先生のおかげかも知れない
それにしても 忘れっぽいと思いきや
脳まかせなだけで メモリーは健在か
時々何かの拍子に 飛び出てきてしまうことも
先日は
もう17年近く前のこと
部活の顧問に 言われた一言は
いつもメンバー同士の笑い話に挙がるのだが
ある日前触れもなく 突然 腑に落ちた
おまえ キャプテンだろ 顎をひけー!
誰もが ?を浮かべた その叱咤は
みんなの動きを 一瞬止めた
その場面は 大人になっても
仲間の心に 共通していつまでも残ることとなった
今でも それだけ聞いたら
なんのこっちゃい と なるのだが
その当事者であった あの時のワタシが
幾重にも 折り紙のように 重なって
ああ そういうことか と
ストンと はまった時
時を経て あの時とおんなじように
剛速球の 打球が飛んできた
人生に起こる ひっかけ問題は
何年経とうとも 正解して
はじめて クリアになるのか
社会に出て 答えが見つかることもあれば
逆に中学生にはできて
大人になると できなくなることもある
なんでもなかった 虫が 触れなくなり
夢中で追いかけていたのが 嘘のよう
近所の子が 虫とりアミを手に セミを追いかける
扉一枚隔てた 隣家には
しかし 違う意味で 虫とりアミを 手にしようとしている
大人がいることを きっと彼らは知らない
捕まえるのではなく 触れないから 使うのだということを
ふと 遠い記憶がひょっこりと
顔を出すことが 時々ある
それは 道沿いのふとした柱の陰から
顔を現しては 一瞬にしてまたひっこむ
なんともあいまいなシルエットなようで
きっと答えは そこにはないのだろうと 思う
以前はそれを 漠然と
なにかのメッセージだ、とも思ったりもしたけれど
客観的と創造的の合間で見るようになったのは
ガリレオ先生のおかげかも知れない
それにしても 忘れっぽいと思いきや
脳まかせなだけで メモリーは健在か
時々何かの拍子に 飛び出てきてしまうことも
先日は
もう17年近く前のこと
部活の顧問に 言われた一言は
いつもメンバー同士の笑い話に挙がるのだが
ある日前触れもなく 突然 腑に落ちた
おまえ キャプテンだろ 顎をひけー!
誰もが ?を浮かべた その叱咤は
みんなの動きを 一瞬止めた
その場面は 大人になっても
仲間の心に 共通していつまでも残ることとなった
今でも それだけ聞いたら
なんのこっちゃい と なるのだが
その当事者であった あの時のワタシが
幾重にも 折り紙のように 重なって
ああ そういうことか と
ストンと はまった時
時を経て あの時とおんなじように
剛速球の 打球が飛んできた
人生に起こる ひっかけ問題は
何年経とうとも 正解して
はじめて クリアになるのか
社会に出て 答えが見つかることもあれば
逆に中学生にはできて
大人になると できなくなることもある
なんでもなかった 虫が 触れなくなり
夢中で追いかけていたのが 嘘のよう
近所の子が 虫とりアミを手に セミを追いかける
扉一枚隔てた 隣家には
しかし 違う意味で 虫とりアミを 手にしようとしている
大人がいることを きっと彼らは知らない
捕まえるのではなく 触れないから 使うのだということを
Posted by Gallivantbakery at 17:22
│日々